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【必ずチェックして!】車椅子で旅行に行く時の注意点を作業療法士が教えます!

旅行ノウハウ

レベル1から始める世界一周旅行へようこそ🛫 管理人の”さちお”です(^^♪

この記事では車椅子で旅行に行く時の注意点について説明していきます!


※AI画像。どんな人でも旅行に行けると素敵ですよね~。

というのも、車椅子の選び方や使い方を間違えると【怪我につながる可能性】もあるんです…。

普段から病院でリハビリスタッフとして働いている作業療法士(OT)の私が、実際に働いている経験や知識を全て使って紹介していきますので、是非参考にしてみてください(^^)

1.OTが教える「車椅子の構造」に潜む事故のリスク


※意外と車椅子にはリスクが…

車椅子ってメンテナンスをちゃんとしていないとかなり危ないって知っていましたか?

「安全に過ごせるための道具じゃないの?」

と思う方も多いと思いますが、実はちゃんと構造を注意しておかないと怪我に繋がったり、重篤な障害に繋がってしまう場合もあるんです。

特に旅行となると車椅子を使う時間も長くなる可能性があるので、注意点はしっかり把握しておく必要があります。

まずは安全に過ごすための車椅子の構造について紹介していきます。

今回は

座面
タイヤ
ブレーキ

の3点について、車椅子初心者の方でもわかりやすく説明します(^^♪

1.1 車椅子の座面


※AI画像。車椅子の座面の工夫はめちゃくちゃ必要です。

ここ!一番の盲点です!車椅子の座面って座ってみるとわかるんですが、意外と固いんですよ…。

なので、なんの調整もなしに旅行のように長時間座っていると褥瘡(じょくそう)、いわゆる床ずれになってしまいます。

褥瘡って怖いんですよ…。

ひどい場合は骨や筋肉が見えてしまうくらい皮膚などがえぐれてしまいます。


※褥瘡がひどいと骨が見えるくらい組織が壊れることも…

そうなると座ることや寝ることすら大変な状態になってしまい手術が必要になる場合もあります。

なので、座面に関しては”座圧”、つまりお尻にどのくらい圧がかかっているかを調べることをおすすめします。

難しい場合でも、定期的に座りなおしたり、立ったりとお尻の圧を逃がしてあげる必要があります。

1.2 車椅子のタイヤ


※タイヤの空気は非常に大事

これは自転車や車でイメージが付きやすいかもしれません。

タイヤに空気が入っていないとそもそもまっすぐ走ることができなかったり、ブレーキがちゃんとかからず、立つときに車椅子が勝手に動いてしまうなどの危険が出現してしまいます。

移動に車椅子が使えなくなる可能性もあり、逆に重い荷物を運ぶことになってしまいます。

旅行先は長時間の移動になることもよくあるので、定期的に空気を入れたり、メンテナンスをするようにしましょう。

1.3 車椅子のブレーキ


※ブレーキは安全の生命線。自動でかかる車椅子もある。

車椅子から立ったり座ったりするときは、基本的にブレーキがかかていないといけません。

でないと、勝手に車椅子が動いてしまうため、座ろうとした時に車椅子がなくなってしまい、直接地面にお尻をついてしまい骨折する場合もあります。

ブレーキがしっかりかかるものを準備するようにしましょう。

危険管理が難しく、急に立ち上がってしまう人もいると思います。その場合は、自動でブレーキがかかるような車椅子を準備しておく必要があります。

2.知らないと危険!旅先の「環境」が車椅子に与える影響


※泥道で坂がきついと車椅子もかなりきつい

「車椅子があれば安全に旅ができる!」

実は、そう上手くいかないことが多いんです…。

実際に車椅子に乗ったり押してみるとわかりますが、

「ここはどうやって通ればいいの?」
「え!こんなところも通れないの!?」

なんてことが多々あります。予想をはるかに越える障壁があったりするので、事前に情報収集しておく必要があります。

2.1 石畳


※京都は観光地で有名だけど色々と車椅子だと不便が…

キレイな石畳だと普通に進めるんですが、これが少し飛び出ていたり、畳が壊れていて小さい穴が空いていたりすると、一気に進みにくくなります。

飛び出しが大きくて段差のようになっていれば、車椅子が進めなくなることもありますし、穴があるとタイヤがはまってしまい転倒してしまう場合もあります。

2.2 砂利


※日本庭園は砂利道が多かったり…

砂利の上はタイヤが滑ってしまい進みにくいことが多いです。

自分で漕ぐ場合も一生懸命漕いでるつもりが全然前に進まないなんてこともあります。

タイヤが空回りしてその場から動けなくなる場合もないとは言えないので、砂利がどのくらいしかれているのかは注意が必要です。

2.3 縁石などの段差

段差があるともちろん車椅子は進めません。

”ウィリー”という方法もありますが、難易度が高くできない場合も多いです。

介助者がいたとしても、車椅子の前方を上手く上げる技術がないと危険が伴う動作になることもあるので、段差があるとかなり移動しにくくなります。

2.4 階段


※お寺や神社は階段も多いですよね…

一番イメージが付くと思いますが、基本的に階段は車椅子で登れません。

介助者が2~4名いれば全員で運ぶこともできますが、正直体力も必要になります。

介護者がいると、なんとか超えられる場合がありますが、人手は必要になりますね。

2.5 傾斜


※傾斜は車椅子をかなりきつくさせます…

傾斜の角度にもよりますが、傾斜が高いと一人で進むことはできません。

電動車椅子や強いモーターが付いているものであれば登れる場合があるかもしれませんが、場所を選びます。

また、くだりも前向きで行くと頭から前に転倒してしまう確率が高くなってしまいます。

下る時は介助者がいる状態で後ろ向きで下る方法が安全ですが、結局、登りも下りも介助者が必要になります。

2.6 公共交通機関


※JRとかは介助やスロープなどが必要

バリアフリーの公共交通機関、または地下鉄やJR、介護タクシーであれば乗ることは可能ですが、普通のバスになると乗る子ことが難しくなってしまいます。


※ノンステップバスは乗れますが、普通の観光バスとかは難しい…

利用する公共交通機関に関しても慎重に選ぶ必要があります。

3.OT推奨!「移動の安全性」を高める車椅子の選び方

介助者が”いる場合””いない場合”で選び方は異なります。

今回はそれぞれの場合で紹介していきます。

3.1 介助者がいる場合の選び方

OTからみて、「最低限これは外せない!」という3つのポイントを紹介します!

●ハンドリムの有無

介助者がいる場合は、車椅子を漕ぐための「ハンドリム」の部分は必要ありません。

ないものを選ぶ方が車椅子の幅が狭くなり、小回りが利きやすくなります。

特に観光地は人が多い場所もあるので、小回りがきけばきくほど介助者も楽です。

●キャスター上げしやすい構造

また、キャスター上げが必要になるので、車椅子を上げられる構造がおすすめです(ティッピングレバーというものがついているもの)。

6輪の車椅子となると、キャスターを上げられない場合もあるので、あげるための構造があるものを選びましょう。

色々と画像を載せましたが、観光地はまずきれいな道はすくないです…。

●介助ブレーキ

介助者も何かあった時にすぐ使える介助ブレーキがついているものを選びましょう。

人混みだとブレーキを使いながら移動するほうが安全に移動することができます!

3.2 介助者がいない場合の選び方

介助者がいない場合は、一人で安全に駆動できる形が必要になります。

駆動するためのハンドリムは必要になるのと、動かしやすいよう乗り移りがしやすいコンパクトの物。スポーツタイプなども選択肢に入ります。

ただし、一人での駆動はかなりきついです…。

結構坂道を一人で漕ぐのって大変なので、一番のおすすめは電動車椅子です!

スティック一つで操作できるので比較的色んな方でも扱いやすいんです(^^♪


👆こんなイメージです!

※買う時はかなり慎重に!今回はイメージを持っていただくために提示しているので、もっといい車椅子はある可能性が大きいので必ず相談しましょう。

4.車椅子の安全性を高めるためにセットで考えたい物品は?

車椅子の安全性を高めるためには車椅子以外の物品もセットで揃えることが重要です。

4.1 車椅子のクッション

先ほど紹介したお尻の障害を防ぐためにクッションを準備しましょう。

これも医療機関で正式に”座圧”を図って選ぶのが一番です。

また厚めのクッションの方がお尻の圧としては安全ですが、座る位置が高くなるため車椅子から落ちるリスクも増えます。


※クッションがあると重心が高くなるので、前に倒れるリスクも増えます。

クッションを入れることは重要ですが、お尻の圧、座りやすさなど複数の観点から考える必要があるので注意しましょう。

4.2 体幹ベルト


車椅子はちょっとした段差でも振動が大きいです。

車椅子が大きく揺れて体が前に投げ出されるなんてこともないとは言えません。

そのため「体幹ベルト」という体を車椅子から離れないようにしておくためのベルトも準備しておくことをおすすめします。

止めておけるのであればなんでもいいですが、素材が柔らかすぎると意味はないですし、硬すぎると体にめり込んだりしてしまうので、ほどよい硬さの素材を選ぶようにしましょう。

※安いものもあるので色々調べてみてください。ただし、弱すぎるものは選ばないようにすること!

5.安全に車椅子で旅行に行くためのサービスは?

どうしても車椅子旅行って不安になる方多いですよね?

今は、旅行に一緒に付き添うサービスもいくつかあったりします。

ここ数年でこのような動きが出てきているのでどこがいいとは言い難いですが、問い合わせをしてみるのも1つの手段です。


※AI画像

もう1つの手段は…

【私に連絡ください!!】

私も作業療法士として普段がっつり働いています。

その上で旅行に関するブログも更新しておりノウハウがあります!

こんな身近に「OT×旅行」をしているので、是非気軽に問い合わせまで連絡ください(^^)/

6.終わりに

いかがでしたか?

車椅子での旅行って不安もあるでしょうし、わからないことも多いと思います。

可能な範囲で全然相談に乗りますので、是非ご連絡ください(^^)/

私の将来の夢は、

「障害を持っている方や足腰が弱っている方でも旅行に行けるようなサポートをすること」です。

迷惑なんてことないので、気になることがあればなんでも聞いてくださいね(^^♪


このブログでは旅行好きの自分が、世界一周を目指すためにしていることや、実際に経験した情報を共有しています。

もしよければ他の記事も見てみてください(^^♪

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